乞食とポップミュージック

takaoxida2007-07-07

 昼過ぎには起きるぞうと思ったけど、起床5時過ぎ。くそう。

 前日、編集シーデーを作ろうと思ってごにょごにょしてたんだけど、それがKBKさん仕様なのか、自分用なのか、嫁のアレなのか、会社で垂れ流す用なのか、よく分らないままにやってたら、ほどなく頓挫。そうだ、会社用なら巨泉のアレを入れたいなぁ、と思ったんだけど、入ってるCDRが見つからず、なんやかんや空費。途中から便意を催す。便意を催しながらレコ棚捜索という感覚は頻繁にある(自分の場合)。不思議だ。たまたまなのか、レコ棚と格闘すると、そうなるのか、まったくもって不可解。
 (どうでもイイ)続きを書くと、結局捜索を諦めて(便意に負けて)、便所に入ったら、便と共にCDを作る気分も一緒に水に流れてしまったような、そんな気分で、駄アイスを食って就寝。便所に入って熱意が抜けるってアレも(オラの場合)結構あるんだ。なんなのかよく分らないが、そういうことに気付いた。

 で、話は朝に戻るけど、
 ぼけっとする、煙草ふかす。ありゃダメだ、時間が過ぎる、とりあえず出かけるか。あの中古シーデーを見つけるんだ、とかなんとか理由をアレして、だらだらした風体で中央線に乗って、前の会社のあった街へ。
 転職してから、こうやって休日に来てみると、なんかいろいろ見るところがあって、イイ街だったなぁと思ったりする。
 CD見つからず。しょぼしょぼしたところを二三見繕って退散。商店街で肌着的なTシャツを買う。ローテーションで着てる肌着的なTシャツの首回りがヨレヨレしてから大分立経つ。一枚は首回りぼっそぼそ。つけ麺を食って帰宅しようとしたら、駅前に人だかり。なんかの生演奏が聴こえてくる。




 どうも浴衣のねーちゃんがラッパを吹いてるのがアレらしい。ワタスもこりゃ乙ですなーと眺めておったよ。手前の乞食的なおっさんの目に、浴衣ラッパはどう映るのかしら? 乞食じゃないかホームレスか。ホームレスって言葉が嫌いなんだ。なんだよホームレスって、ふざけてるなー。『無宿』は差別的じゃねーのですか?


乞食とは、金銭・食料を人に乞うて生活する者を指す。社会からの落伍者としてのイメージが強いが、物乞いによって生活するという行為は、歴史的には宗教活動や芸能活動として行われたものもあった。時代が下がるに連れて、貧民の生活手段の一つになっていった。



 厳密に言えば、そもそも『乞食』は『乞食』という仕事をしてるワケで、『乞食』という『芸』でお金を貰ってるワケで、『河原乞食』だとか、芸能、見せ物と歴史的にいろいろ関わりがあるようなアレで、乞食越しに路上ライブのラッパねーちゃんをみるというのも、いわゆるひとつのアレなんだなー。それにしてもおっさん邪魔だなー、正面に回ってラッパ浴衣ねーちゃん撮ろうかしら、どうしようかしら?・・・みたいなコトを考えてたら路上なんちゃらは終了してしまった。

 ポップス(大衆音楽)がゲージツ(と言う)ならアレだが、芸能、大衆文化と考えると、ポップスが気になるのと、乞食が気になるのは、わりと近いアレなのか? なにしろ『ポップの滝壷』なので、そのへんのアレはぐちゃぐちゃでよく分りましぇん。