いんすとあ☆タイトロープ

takaoxida2007-11-04

 今日も結構遅起き。
 guiroのインストアなんちゃらの時間までどう過すか、というのが今日のテーマだ。今日は起きたその時から、インストアなんちゃらのための一日。嫁とチャリで発つ。
 田んぼに通う道程で気になっていたs谷区は富ヶ谷方面をうろつく。「富ヶ谷」という名前がすでに示唆的。ワケがない土地にわざわざそう名付けるか?というアレ。崖下がかっちょイイ雰囲気。谷戸地形の奥にはアジトのようなイカす物件も見かける。谷を上がり、東大駒場キャンパスを抜け、iノ上の方もうろつく。お気に入りポイントを巡回し、谷戸の奥の公園(ex沼)にて、夫婦がパンを食う。途中で寄ったパン屋で買ったやつ。嫁は絶賛しておった。
 そこからs谷へ。いよいよインストアなんちゃらだ。

 若いチケット番号だったので、最前列で開演を待っていると、後ろから呼ばれる。ぉお、名人にナツコさんじゃないですか☆ お久しぶりでやんす&そして初めまして。
 そんなこんなしてるウチに開演。予習不足がたたり、ほとんど初めて聴くような気分。よけいドキドキすらーー☆ (勝手に)想像してたより、熱く盛り上がる感じの演奏だった。序盤の曲はショーロっぽい感じだなーと思った。「ショーーロ」って、あんまよく分らないで書いてますがw 中年なりにそのような印象をもって聴いていた。
 それから、ゆったりしたズージャー小唄風やら、シテポ風やら、脱臼ファンク風やら。どれもひねくれかえって一筋縄じゃいかないタイトロープ。アルバムの曲、全部やったんじゃないか!!??ていうようなボリウム。終始タイトロープ。そしてアンコールでついに『ハッシャバイ』。ぉお。中年が唯一馴染み深い曲なんだ(爆) 中年にとってギロといえばこの曲なんだ。「次のこまふりだしもどり茶の間に母に泣かれ」これなんだ。これがワタスにとってのギロ。ワタスにとってギロが特別な理由(多分)。どかんと感激。盛り沢山なインストアなんちゃら。大満足。






 終演後、ふらふらしていたメンバーをつかまえサインをいただく。
 アルバム制作に尽力されたケニ郎先生とも初対面。一発で分った☆ いつも、ごくろうさま&お世話さまです。
 こね太郎君ともばったり。なんだ来てたのかーーー☆陶芸教室のギャル同伴☆憎いね。
 その後、肉を食って、茶を飲んで帰宅。

 そういえばこの前、こね太郎君に聴かせてもらったギロのフィッシュ饅頭のカバーなんだけど、それを聴いた時も、あーカルテートノーボとか、そーいうおしゃまショーロみたいじゃん☆と思ったんだ。そーいうのやっぱり好きなのかしら? でもそーいう風に書くと、なんかつまらないバンドみたいな印象を与えちゃいそうだし(書いてる僕がそー思う)、アレかも。やはり「次のこまふりだしもどり茶の間に母に泣かれ」。この言葉、このメロディ、このリズム。緊張と弛緩の暫定協定。これが、僕がギロを好きな理由(多分)。