20年のケツの接触

 朝。
 荷物が部屋に入らず大家に預ける。
 小雨をついて、傘もささずにチャリで田んぼへ。ぐったりして到着。
 田んぼも混迷する。まじすかポリスが自由自在に暴れまくる。tむふぉーど、sけざね。bるがり修正。
 疲れたのでお昼は坂の上にあるお店で魚介カレー。また雨が降る。
 長い坂をフリーホールすると背中が泥んこ祭りになっていた。
 夜。疲れたままどうでもいい気分で小林さんと冗談を言い合う。なんかカニ子さん(夏期休業中)がいないと、オイラはつるつるとバカ話ができるみたいだと思う。謎。

 夜。帰宅。
 大家が寝ていて荷物がアレ。
 イスの上でぐにゃっとする。しけた気分でパンを食う。
 初めて書くけど、このワタスのイスは、ワタスが中学生時代から座っているイスだ。
 ワタスのおケツを支え続けてもうすぐ20年。そんな、ものすごい偉いやつ。
 20年のおしり合い。
 ケツだけに。
 キャスターが一個壊れかけ。
 そして中年も壊れかけ。
 (無駄にイヤダさんふう)
 
 昨日の余韻があって、心がざわつく。
 ああ、ワタスはあんなコトを言っていたなあ。
 どーいうつもりだ。などと、アレコレ、ざわつく。
 イヤダ日記をぱらぱらする。
 嫁と氷のようなやりとりを二こと三こと。
 嫁の気配に心がささくれ立つ。
 ワタスも嫁も、どーいうつもりなんだ。
 多分、どーにもしないつもり。
 
 嫁と出逢っておよそ10年。
 ワタスのイスは20年。
 ちょうど聴いてたくるくるは30年。
 なにが書きたいんだか、よくわからねえ。

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