映画ぎらい『映画』を語る

takaoxida2005-09-06

 死む〜。仕事がせっぱつまってきた。加えて最近頭から離れない、欲しいレコードが数枚くるくると頭をよぎる、う〜ん。レコードをじっくり聴く気になれぬ、欲しいレコードのコト考えてるせいで、今あるレコード聴く気になれないなんて、我ながら自分のコトがキモい!キショい(爆)! ほとんどビョ〜キ((C)山本カントク)!!
 監督だからってワケじゃないけど、映画のハナシ。僕は映画を観ない。最後に激情、もとい劇場で観たのが小学校(幼稚園かな?)の時の「南極物語〜タロとジロは生きていた」、どーですか(笑)、すごいヤツでしょ、これは話すと大抵「ひで〜」とウケるので結構個人的にいい気になっていた(笑)。ところが数年前「もののけ姫」で「劇場で映画観ない記録」は破られた(笑)。当時付き合ってたコに「行かないと別れる」とかヒスをおこされ(元々ひきこもりの私に嫌気が差していたのだと思う)、しぶしぶ観にいった。記録は途絶えたけど「もののけ姫」だからそれはそれで面白いかな(笑)と相変わらず自慢している。(宮崎監督は尊敬してますよ)
 なんで映画が苦手かってーと、鑑賞してる間、眼と耳と頭を縛られるから(あたりまえだろ!)、「完全受け身」「自分にペースがない」みたいな状況で2時間とかってのが、納得いかん(笑)。音楽は聴きながら何かしたりできるし、小説も自分のペースで好きなふうに読んだり止めたりできる、絵画もね。「完全受け身で二時間」ってなんか時間がもったないとか思う僕は多分ただの貧乏性なんだと思う。TV映画はタダだから観るけど、映画館は「チケット代元とってやる」的スタンスで観ちゃいそーだし(笑)。
 そんなTV映画野郎な僕が、好きな映画は?と聞かれたら答えるヤツは「未来世紀ブラジル」「モンティ・パイソン(映画じゃねえぞい)」「1984」とかとか。たまに相手の顔色を見て「ヤンシュワンクマイエルのアニメ」とか「大きな翼を持った老人ガルシア・マルケス原作)」とか言ってみたりする(笑)多分自分的にカッコつけたいのかも知れない(笑)(ヤンシュワンクマイエルでカッコついてるのかも甚だ謎だが) 
 早く「トラさん」とか「釣バカ日誌」とか、本気で「最高!」とか言えるオトナになりたい(笑)し、そういう(ポップな)映画の良さが分かるようになりたいもんです。「そういう映画の良さが分からないと、いつまで経ってもオレはニセ者なんじゃないか」という得体の知れないオブセッションに何年も捕われ続けている。しかし「トラさん」はともかく「釣バカ日誌」のイナタさは相当きつい(笑)、西田敏行っつー人もかなり(理由なく)嫌なんだけど、すごい「嫌なモノ」ってある時きゅーに「最高!」って思えたりするから(個人的にそういう経験が多い)、今からそういう日がいつか来るんじゃないかと警戒(期待)している(笑)。