Hamilton Camp "Here's to You"

 買った盤報告。なにやら秋全開てないい雰囲気のジャケ(どっかで見たかな?)と、やたら豪華なバックが気になって試聴してみたらナイスな内容なり。ワーナーからのSSW盤。鍵盤にヴァン・ダイク・パークス、ラリー・ネクテル、ドラムスにハル・ブレイン、フルートにバド・シャンクなどなど、アレンジはフェリックス・パパラルディ。・・・一聴してまず気の利いた演奏に耳がいきます。曲の方もやたらと洒落てて気になる所・・・タイトル曲のA1から「タバトダッパ〜ダバドゥダ〜」などとスキャットを交えて軽快な滑り出し、フルートとビブラフォンが涼しげなA3、続くA4もフルートとビブラフォン、アコギが軽快に踊るナイスボッサ!やはり演奏が水準高過ぎ! 一聴してそれと分かるハルブレインのドラムスが暴れるソフロ系A6、ミスティなイントロ、チェンバロと贅沢なストリングス使いのバロッキーなB1、ラグタイム風なピアノで軽快に跳ねるB3、そして再び悶絶洒落ボサB5。とりあえずボサ2曲はやたらと高水準な出来なのでちぇっくしてちょ! ジャケぼろ(これでもかと背が抜けまくり)につき800円なり。