takaoxida2005-12-25

 さて「今年のクリスマスをどう過ごすか?」というわけで、(恒例の我家での)ささやかな協議の結果、巣鴨に行ってみる事になった。『巣鴨』。その響き自体に(こちらの厭世気分、じじー気分を許し、癒す)神秘的な効能すら感じてしまう、なにやら否応なくその気にさせる(?)、御存じ『じじばばの原宿』である! 僕がじじー、あるいは濃厚なじじー気質なせいもあるのだが、いったい巣鴨のクリスマスはどーなっておるのか!と、その状況になんとなく興味を持ってしまったのです。
 まー、とげ抜き地蔵がサンタ帽をかぶってるような、アナーキー&破天荒な状況は無いにせよ、クリスマスのイルミネーション的なものの向こうに見える地蔵やら、神社、じじばば(遅ればせながら尊敬をこめて)の憩う姿、じじばば的和みの感覚とクリスマスちゅー和洋折衷(宗教含む)っぽいモンが観てみたかったのです。
 昼をだいぶ過ぎてから巣鴨駅到着。駅を出てまず目に飛び込んでくる大きな道路。電車を降りたらすぐ(こちらが勝手に望む)巣鴨的風景があるわけではないのだ。このだだっ広いなんちゃら道路、道路沿いのちょっと埃っぽい間の抜けた風景、いつ来てもちょっとウスラ悲しく、心が殺伐とする感じ。少し歩くと『巣鴨地蔵通商店街』だ。ここでビックリしたのが商店街の入り口で我々を出迎えた『迎春』の二文字。まるでクリスマスなんて無かったかのような正月ムード全開である! じじばばはクリスマスムードもクリスマスも特に求めないと言うのか? じじばばからの需要を満たす事で成り立っている巣鴨に、クリスマスは不要ということなのか? やはりこの日本、需要のある土地にだけ、華やかな電飾をともなってクリスマスはやってくるらしい。
 そんなわけで、とげ抜き地蔵を洗って、あの煙みたいなヤツをかぶって、団子食って・・・帰宅しました。 ああ、それから巣鴨駅前のケンタッキーだけがクリスマスモードで巣鴨正月モードに小規模に抵抗しておりましたゾ!


追伸●帰り際、想像を越えた種類のせんべいを網羅した、せんべい専門店にて、各種「ぬれせん」を物色。甘口、激辛、ソース、えび、ごま、ゆず、しそ味などのぬれせんを発見いたしました。ちょろっと入手いたしましたので、その感想は後日。ぬれせんファンは是非刮目していただきたい!かと(笑)。


M-1観賞

 『ブラックマヨネーズ』、文句なくとても面白かったですネ。あのパターンなんだろうけど、なんか、もっともっと観てみたいですね〜。 あと個人的には『チュートリアル』が最終決戦に残って欲しかったです。期待の『笑い飯』ですが、面白いけど・・・どうかな、ちょっとあのパターンも何回も観てると・・・。僕は2年くらい前の「弥生人だか縄文人の生活」みたいなやつ、西田の模型の弥生人縄文人?)の動き、アレが物凄いツボでした(笑)、ある種ピークだったような・・・。あと南キャンの不発ぶりもちょっと意外だったかな・・・って大爆笑したコトもないのだが。売れっ子芸人の生活って想像を越えてるし、も〜たいへんなんだろうなァ。『TVに出続けるコト』と、『面白いネタをやり続けるコト』って、両立すんの相当たいへんなコトなんでしょうネ〜。

猟盤日記4が発売!

 楽しみにされてた方も多いのでは!? 「こうはなりたくない!」「いいねぇ!もっとやれ!」等々、中古レコをめぐる人々の愛憎&悲喜こもごもが渦巻きまくる、これぞ浪漫派な大快著!?・・・なんだと思います(笑)。僕もそのうち買ってみま〜す。
http://d.hatena.ne.jp/chinkido/20051221