ものぐるほしけれ

 なんか、ふわっとした一日だったけど、夕方、雷がそこいらに盛んに落ちて、それ以降大雨になりにける。しょぼっと早めに帰宅。渋バレーで電車がアホほど込みにけり。ものすごいすし詰め、人々の温気。腹が立つのを通り越して、ウケる。あやしうこそものぐるほしけれ。 

 この前、ランチに同僚と連れ立って『松崎しげる推薦のタンメンの店』という所に行ったら、ものすごい不味くて、あやしうこそものぐるほしけれ。 
 神戸出身のカメラマンのN君の引越し歴を聞いた。戸越銀座、小岩、高島平。興味深い土地ばかり。あやしうこそものぐるほしけれ。 
 バングラディシュを旅した時に、川沿いに山のように干されたブタの皮のニオイが凄かったという話にも、あやしうこそものぐるほしけれ。
 戸越銀座は、『〜銀座』みたいな地名の発祥なんだって。
 震災だか戦災だかの後、銀座の瓦礫を勝手に持ってきて、家やら道やらを作ったらしい。あやしうこそものぐるほしけれ。