北s宿


オストアレ

 午後。起床。
「ああ、連休も終わりだなぁ」なんてしょぼしょぼした気分で、出かける。チャリで北新宿の淋しげな路地を彷徨う。小雨混じりの曇り空。生暖かい風が吹いている。
 でも、いつもと少し違う気分。連休初日のイベントの熱のようなものを心の隅に引きずってる感じ。

 だいみょうぢんの印象。泰然自若。気ままで飄々としていたなあ。きっと普段は、苛烈な状況(人生のほとんどをレコのことに賭してしまったような人たちとのかけひき)にあるから、ちょっとやそっとでは高揚しないでリラックスしているように見えるんだろうなあ、とか。
 KBK先生は実に聡明な方だなぁ。ご両親が学校教諭。親戚がお寺。家柄だなぁ。すごいスピードで喋るけど、別に自我の押し付けではなくて、こちらの発言の微細に到るまで汲み取って返答される結果としての饒舌だから、なんか、ものすごいスピードで頭が回転してる感じがするんだよなぁ。学級委員長タイプだなぁ。いや、副生徒会長タイプだなぁw、とか。
 KNEさんは、実にまっすぐに、真剣にデージェイされているところが印象的すぎて、マイミクさせてもらったものの、軽口やおふざけ、テキトー発言が絶対できないなぁ。どうしよう。とか。
 ぞ兄さんやギロの作品の感想をどうやって書いたらいいんだろう。それを考えるコトは、自分がなんでポップスを聴いているのか、自分がなんで中古レコをやみくもに買ってしまのか、とか、そういうところからまた考えなくちゃいけないのかなぁ。たいへんそうだなぁ。とか。
 やっぱ、ああいうところに行って、いろんな人に出会って、話したりすると、心がざわざわして、すごいコトになるなあ。しょっちゅう出かけてる人、すごいなあ、とかとか。
 抜け切らない余熱を感じつつ、いろいろ考えさせられる。
 
 そして夜。
 この前のイベントのコトを書いてる人様の日記を読んだりして、思い出して、また心がざわざわする。
 そして、ざわざわしたまま、あきらめて、日記を書く。
 ざわざわしたままだと、音楽に手がのびないし、聴いてもなんだか分らないので、聴かない。




 KB先生からの贈り物。mixCD、赤ちゃん絵葉書、コーヒー豆、コーヒー豆型マグネット、そしてチャリの切手☆。いつもありがとうございます。ああ、しみじみするなあ。そして、ざわざわするなあ。人に親切にしてもらうと。
 ワタスなんてモンは、もっとどーでもいいモンとか、しょーもないモンでも、もらえれば嬉しいのに、ちゃんとKBセンセイは『普通に人がもらって気持ちの良いモノ』をくれるんだものなあ。感激だなあ。ありがたや〜