Durutti Column "I Get Along Without You Very Well" '83




 発熱。ここ2,3んち体調崩す。
 レタス先生がドゥルッティ・コラム(以下DC)のコミュのオフ会のコトを日記に書かれていて、それで、ワタスもDCのコトを考えていた。
 ワタスは別にDCに思い入れがあるわけでもなく、初めて聴いたのも、大人になってNWがどーとか興味を持ってからだったし、なんとなく初期の3,4枚を買って聴いてみて、それっきりなのだ。
 が、なぜかDCという名前は昔から知っていて、それがなぜだかよく分らないのだが、なんとなくDCの名前を口にする人と出会ったり、別れたり、とか、そういうコトがいろいろあったっけなあ、などと、いろいろ思いめぐらしていたわけなんだ。
 最初のDCとの出合いは、ワタスが中学生の終わりか、高校の最初の頃で、ワタスはその頃、コンピーターのベーシックという一番初歩的な言語を使ってDTM(ですくとっぷなんちゃら)みたいなコトをしてたんだけど、うまい具合にそれを発表する場があって、そこでワタスのそれを聴いた、かんのさん(誰)という30歳くらいのオッサン(当時のワタスからすると)が気に入ってくれて、ワタスのそのベーシックという特殊な形式で保存されたブツを、eupというメジャーな音楽ファイル形式に変換してあげるからどんどん送ってくれよ、というコトになって、川崎に住んでいるかんのさん(誰)と文通みたいなコトをすることになったのだ。
 かんのさんはやはり若い時に音楽をやっていたみたいで、文通ではそういう話をしていた記憶がある。
 そして、かんのさんが若い時に作った曲が入ったテープを送ってくれたりしたんだけど、そこにはいろんな感じの曲が入っていて、「DC風」と解説がされたDC風のギターのインストも入っていたりしたんだ。
 それがDCと(いう名前と)の最初の出合いだった。
 それからあとも、別の人との間で、こういう似た感じの「DC」という名前との再会があるわけなんだけど、先に書いた通り、ワタスが実際にDCの音楽に触れたのは、もっとずっと後のコトだった。
 今、DCのレコードはどこかにしまいこんだままなんだけど、この7inchの子供(女性?)が唄ってる曲(ほーぎーなんちゃらのカバー)はPCにとりこんであって、いつでも再生できるようになっている。風邪をひいて弱ったりしたときや、真夜中になぜだか急に心細い気分になったりしたとき、ふと再生してみることがある。

 そういうわけで、レ先生の日記のおかげで、かんのさん(誰)のコトをおよそ数年ぶりに思い出したワケなんだけど、今はどこでどうされているのでしょうか。
 そしてオッサンだと思っていた(あの時の)かんのさんの年齢をとっくに通り越して、今こうして、あれやこれや思い出しながら、熱に浮かされたまま真夜中に独りぐにゃっとしている自分のコトを考え、なんだかずいぶん不思議な気分になってしまっていたところなんだ。
 あの時、かんのさん(誰)はどんな気分だったかしら。

風邪だから→(DLkey=00)