細民新聞




 雪が降った日曜日。
 たべものを買いだしに近所まで。ワタスはそのままM治神宮をさまよっていた。
 あーでもない、こーでもない、と、なにやら物思いにとりつかれて。

 ううさみい、とか。あたま、いてえ、とか。やっぱ、ぐあいわるい、とか。足つめてえ、とか。なんか、ぼーっと、すんなあ、とか。木曜日は田んぼを早退して、金曜日は休んでしまったな、とか。来週の、大事な田んぼの準備があんのに、やべえ、とか。オレはなんでさまよっているんだ、いったい、何がしたいんだ、とか。オレみたいなのは、いなくなってしまった方が、いいな、とか。ああ、雪がちょーふってんなあ、とか。ああ、親子づれが、ゆきだるま、作ってんなあ、とか。とても、しあわせそうだなあ。とか。こどもんとき、ゆきがふったら、ものすごいうれしかったな、とか。ああ、それにしても、今、嫁はどこでなにをしてるんだろう?とか。この前一週間ぶりに、廃墟と(廃墟の)住所だけの写メが来たけど、あれわ、どういう意味があるんだ?とか。ああ、雪がふってんなあ、とか。
 
 それで、ブログに載せっかと、いろいろ写真を撮ってて、
 帰って来て、これはどうなんだろう?とか思ったりしていたんだが、
 おりしも平民さんのトコで雪だるまを募集してたんで、載せてみようと思う。
 雪だるまを撮っていた時、頭にあったのは、まさに例の雪だるまアーカイヴだったので、いわゆる思う壷なのである。
 
 それから話は変わるんだけど
 マイミク様のトコで、お父上が亡くなったコト、その時の心電図の発進音と、ワンノートサンバのコトを、絡めて書いておられる日記を読んだ。
 ものすごいなと戦慄した。ものすごい日記。
 コメントは残せなかった。
 というか、近ごろは、人のトコに書くべきコメントも、ココに書く方式の読み逃げ野郎ですからね。今回もそういうアレですけれども。
 それにしても、しばらく考えたけど、どう書いていいか分らない。
 ともかく、おくやみもうしあげます。
 という気分です。



 以下だるま格納↓
 






(ヨコイチ フォト オスト デカイ)