the Bruce Westcott trio "and along came Bruce" late60's

 ピアノ&Voのブルースさんを中心としたトリオによるポップスのカバー集。一応ジャズのピアノトリオっちゅーことでいいと思うんですが、全編グルービー&疾走感あふれる若々しい(荒削りな)演奏が痛快なのデ〜ス。ベースはエレキだし、ドラムスは大雑把&大味&結構メタクタに叩きまくってて・・・なんか気持ちは「ロック」なピアノトリオって感じズラ。
 でまた選曲がネ、僕みたいな軽薄&享楽野郎にはグッときちゃいますよネ。More today than yesterday, sunny, Rocky Raccoon, Walk a mile in my shoes, I will wait for you, Let the sun shine...etcと、ドーですか!この庶民派加減(笑)。サービス満点、これぞ敷き居の「低い」ジャズだね〜。偉ぶってなくて、聴いててなんかバカにされてるようなトコがなくて嬉しいゾ!(泣&笑) しかもすごい元気にやってて、楽しいのです。
 ブルースさんの声もしゃがれ&男泣き仕様で、渋くてナイスです。ブールーくんのLPと一緒にCD化されましたので、興味のある方はちぇっくしてちょ。