Gunnar Siljabloo Nilsson "Siljabloo is Back!!!" '69

takaoxida2005-11-29

 スウェーデンのジョン・ヘンドリクスこと、シルジャブルー爺さんのノリノリな一枚。も〜、いきなり一曲目から高速スイングにのって、ハメの外れたスキャットで弾けまくります。その一曲目はちょっと特殊な悪ノリチューンなのかも知れませんが(笑)、アルバム全体は、明るく、軽やかにのびのびとスイングしてて、とても楽しいですネ〜。
 それから、録音のせいか、す〜っと透き通ったビブラフォンや管楽器の透明な響きが、とても美しい。特に穏やかなバラードでの、シルジャブルー爺さんの滋味溢れる、ビロードのような感触の低音かすれ(しゃがれ?)声との相性が最高。まるで、エンジ色に染めあげられた粗いビロードの上を、ころころ転がりまわる、金色に輝くシャンパンの雫のようですヨ(なんだよソレは)。ラストの「ムーンリバー」・・・むちゃくちゃ美しい&心地良いデス。

雑感

 夕飯はつけ麺屋「やすべえ」にて。そんで、またもや夜中じゅう、PCの前でバカなコト考えたり、バカなコトばっかしていました(笑)。まるで十代の頃に戻ったかのような異常な集中力&想念でもって、バカみたいなコトに取り組んでおりました。あ〜働きたくない。働かずに、一生バカなコトだけやって暮らしたいナ〜(笑)。
 僕の場合「仕事」も「バカなコト」も、どっちもPCでグラフィックエディタやら、DTPソフトを使っての作業なんだけど・・・。なんで「お金」をくれる方の作業は「バカ以下の発想」で、こんなにも「クソくだらない」んだろう・・・。「こんなことして、ドコのどいつが喜ぶんだっつーの」と、いつもそんなコトだけが頭をよぎる。つまり誰もやりたがらない作業だから、その代わりに「お金」をくれるワケ? そんなコトより、「バカ(無意味)」なことして、人を喜ばせたりする方が、よっぽど有意義で、人間的で、創造的だと思うけどナァ〜(笑)。こんな日本(世の中)だから、意識ある現代美術の作家は生きにくいし、逆に変なイラストレーターが「アートだ」とか言われて儲かっちゃったりするんでしょ〜がよ(笑)。