Dave Raynor "Rain or Shine" '80

 AORおやじの間ではブルース・ヒバードなんかとよく比較されてるみたいですね。名前を失念しましたが、関西の有名なAORバーで、ネバーターニンバックとこのジャケが一緒に飾ってある、とかそんな風に聴いたコトがあります。つーかジャケがかっこいいからか?(笑)
 内容は・・・ブルースヒバードと比較したらツラいかも(笑)。AORとしては素晴らしい体裁を持ったアルバムだとは思うけど・・・ブル・ヒバの、しなやかなグルーブと、泣けるメロが幸福に結びついた、極上の世界と比較すると・・・どうなんでしょう?
 ・・・久しぶりに聞き返したら、思ったより悪くなかったですけど(笑)。きっと「ブルース・ヒバードっぽいよ」って紹介されたから、印象悪いんだと思う(笑)。普通に買って聴いてたらかなり素敵なAOR盤だと思いますモン。内容的には、女子供には理解されないであろう、AOR男のロマンに溢れた世界を描いております。そこんとこが微妙で「良いAORだけど、良い音楽か?」みたいな違和感が若干・・・。唄もメロも演奏も申し分ないんですが、なんか几帳面すぎるかな?・・・グルーブ感だけが、ちょい不満です。あくまでもブルヒバと比較してのハナシになりますが・・・(笑)
 A-2"Leave me alone tonight",B-3"You've got it"あたりがネバーターニンバック的ってコトかな?