桜わんさか

takaoxida2006-03-31

 桜がさいてるよねー。
 あいかわらず、どうにも切なくてしょうがないんで、無心で桜を撮ったりしてます。それで今日は桜の感想でも書いてみようと思ったんだけど、どうにもステロタイプちゅうか、素直に何か書いてみても、それは本当に自分の言葉なのか?みたいな感じが付きまとって、うざったいなーと感じるよね。
 だいたいココ数年の桜ソングブームちゅーのもアレですし、かといって『幽玄さ』がどうのってのも、借り物感ちゅーか、僕の言葉では無くなってしまような気もするし。しゃべりたくなるようで、なんもしゃべる気にさせない感じも、桜なんですかね。
 真夜中に桜の木の下に行くと頭が狂うだとか、昔、なんかの本の『無数に舞い散る桜の花弁が空中に静止して、そこに地面が近付いて行くように感じられた』とかいう一節で、「あー幽玄てこんな感じ?」と浅〜く何かを感じた僕なんですけど、桜って確かにそんな感じがありますよねー。
 幽玄てのは『奥深くて、はかり知れないこと。趣が深く味わいが尽きないこと』だそーだが、桜を見てると確かに何か感じますね。「途方も無い」というか「そこなし」というか、むしろなんか「バカみたい」というか「オーモウレツ!」というか「ワンサカ娘」というか(笑)。
 「綺麗だな」とか思ってる以上に、理解を超えたなにか得体の知れない感覚があって。それは「途方も無い」とか「バカみたい」とかいう言葉にしかならんので、あー「感じる」ってこういうコトかと、「感じる」ことを改めて考えさせてくれたり、『感じている自分』を外から感じるようなちょっとメタな感じがあったり。桜の季節は天然のインスタレーション作品が町中にあるみたいな感じもしますわな。そう考えるとお花見って高級感あるなー(笑)。現代美術を買わない日本人なんて言われてるが、桜がそこいら中に生えてるから、特にいらないのかも知れんね?
 とにかく、桜のバカみたいなところはナイスだと思ってますよー。




\600〜\1000でいろいろと

 パズルってモータウンの白人バンドに、AORのジョン・バレンティ(ジョン・リビグニ)が参加してるってのをmixiで知り合ったお方から聞いて、あそこに一枚売ってたな、とハイチュウのヨーグルト味をくちゃくちゃ言わせながら買いに行った。まだ売ってたよ、1st('73)だと思うんだけど、レアアースみたいな暑苦しいヤツは嫌だなと思ったけど、やっぱり熱いんだが、なんかジャズロック風だったりプログレみたいな感触があって興味深く聴いた。メローでナイスな曲もちょっと入ってたよ。ついでにAztec two stepのセカンド、なぜかjerry reedの"reedology"の帯付き日本盤など、安いから買ってしまう。
 店のあんちゃんと喋ってたら「これ知ってますか?」とmarc jordanのライブ盤(画像)を出して来た。マネキンは良く聴いていたけど、それもブルーデザートも仕舞いこんでしまって記憶があやふや・・・一応試聴してみたら、なんとなく良さそうな雰囲気だったので、\1000だし買ってみる。まとめて買ったら値引きしてくれたりして、すげーいい人だと思ったのでまた覗いてみようネ。