だぼだぼ嬢の二重ビニール袋


(オスト デカイ)

 夕方起床。
 チャリで出かける。ウスぐらい。あーー。
 途中ぽつぽつくる。しみじみと運転。

 某所ゆによんを見てたら、前にも遭遇したあのオヤジ連に遭遇。うあ、あいかわらずめんどくさそうな空気をあたりにみなぎらせている。
「●●ちゃんコレいいよ〜」「安いヨねっっ、●●ちゃんコレ安いよねっ」
「●●ちゃんコレ持ってないの?じゃイキなヨ〜」「安いねっ安いよねっっっ●●ちゃん」
 あーーーうっせい。安いのは知ってんよ、だから賑わってんだよゆによんわ☆
 あとオッサンの持ってるそれわ、あんま安いと思わねーよ☆
 新入荷コーナーにて激突。あーあのおっさんのダウンジャケットはなんでそんなにもそもそしてんのじゃ☆

 いろいろありつつ、冬に似合いそうな名盤2枚と微妙なやつ1枚を購入。
 レジにて、三角形の髪をしたおぜうさんが「ビニール袋、二重にしましょうか?」などとニッコリ。
 こ、こんなしょぼしょぼした中年の安物買いに、そこまでしてくれるのか・・・か、観音様か☆アンタ!
 彼女は前に穿いていただぼだぼのスエットパンツがとてもチャーミングだったし、惚れたゼ☆だぼだぼ嬢
 店を出たら大雪になっていて打ちのめされる。
 そ、そうか、これわ二重にすべきだ(ビニール袋)。
 ぁああ、そういやイヤdさんも日記に書いてたっけ・・・orz
 チャリンコがショートケーキみたいになっていた。まァステキ☆

 でんしゃで帰ろうかとも思ったけど・・・
 いや、ゆっくり雪景色を眺めながら帰ったら素敵かな、
 なんて甘い目論見も、たちどころに容赦ない豪雪にうちくだかれる。
 何回もコケそうになりながら、雪だるまみたいな中年が、死に物狂いで夜の街をおよそ時速3kmで安全運転。
 途中、町外れのくるくるショップに寄ると、店員のおばちゃんも呆れぎみ。
「まァがんばってるわね」
 みたいな顔される。
 封筒ジャケ(ていうか封筒)のソノシートとかいう質素なモノをお買い上げ。
 ラーメン屋によりつつ、その後もがんばっておウチまで時速3kmで帰投。