aたご




 はれる。
 穏やかな田んぼ。こまごまとアレする。
 よる。帰投。

 99にて、歯っかけさんと出逢う。今日は白いシャツの日。
 歯っかけさんから、パンと弁当を買う。
 今日の歯っかけさんは、歯っかけ声、というより、
 歯にモノがつまっているような、なにか食べながらしゃべっているような、
 というくらい、よりいっそう個性的な声色だった。
 きっとなにか歯の治療をしているのだろう。がんばれ歯っかけさん。
 例の、茶色い甘いやつは誰かにあげたのだろうか?
 たとえば、あのような声とともに、茶色い甘いやつをもらった日にゃあ、きっとワタスは死ぬだろう。

 いよいよワタスの化石ケータイがダメっぽくなるという手紙が来ていた。(無料で交換します的な)
 こんな日にかぎって、(茶色いやつじゃなくて)いらねえもんばっかり来やがる。
 ああ、くそめんどくさい。
 ケータイがどーとか、美味しい茶色いやつがどーとか、行列ができるスイーツがどーとか、
 イライラさせるコトばかりだ。アアあなた方、とっても面白い方々ですね。
 その他、あれこれフに落ちないコトなどありつつ。洗濯など。
 かれこれ、10年くらい洗濯というのを自分でやっている。
 いつまでたっても、家事というやつに馴染めない。くそめんどくさいから。

 その他、フに落ちないコトばかりアレコレ。
 なんかもーしみじみしたくなったので、今日は早い時間からイヤdさんのトコへ。
 今日は、ちょうど一年くらい前の日記を読もうと思って・・・
 ・・・と思ったら、更新されていた。
 ユリコレコードその周辺 『烏合の衆』

 
 ワタスもハーモニカを吹きながら歩いているお爺さんをみたコトがある。
 どこかの公園だった。
 品の良さそうな老婦人が腰かけたベンチに差し掛かった時、
 爺さんの吹く音色は、よりいっそう艶っぽく、熱っぽくなった。
 やるなあ、爺さん。と見つめていると、
 爺さんは、「どうだい小僧」という顔で、こちらを横目でちらりと見たっけ。
 いい話でしょう。
 
 それから、急に思い出したんだけど。
 中学生のころ、双児に恋をした。
 夏祭りの日、僕(ワタス)は双児のイモウト(かアネ)に電話をして、一緒に夏祭りに行きましょうと誘った。 
 双児イモウト(かアネ)は来てくれるみたいで。嬉しかった。
 待ち合わせの場所に行くと、なんだか死にそうな顔の双児イモウト(かアネ)がいた。
 僕も緊張していたので、たぶん死にそうな顔をしていた。
 一緒に、射的とか、金魚すくいとかをした。彼女の射的の腕前に、びっくりした。
 夜になったら、双児イモウト(かアネ)の親が車で迎えに来た。びっくりした。
 その後、いろいろあって、ダメになってしまって、
 しばらくして、今度は双児アネ(かイモウト)のコトを好きになって、告白したりした。
 むしろ自分にびっくりした。
 いい話でしょう。

 いろいろ、どうもすみません。






(オストデカイ)

 双児、歯っかけ、そのほか、
 初恋以降、僕が紋切型に恋してしまった様々なものたちへ捧げます→ (DLkey=00)*1

*1:special thanks to z兄さん