はれる。
 昼時、化石ケータイをタダで交換してもらいに行って来た。
 ああ、またモサモサと慌てなきゃいけねーのかな、めんどくせえ、と思っていたが
 応対のネーチャンが優しくてよかった(謎)。ニクいねこの角度美人。
 事務的な内容から外れると、少しはみだす地の口調のもっさり感、土着感、
 コクのある部分に、うっとりしていると、
 あっさりと終了。

「お使いのケータイをお持ちですか?」
「アはい。すごい古いんでさすがに恥ずかしいんですけどね、あははスミマセン」
(と言って化石ケータイを出す)
「わー、なつかしいですね。コレわたしが入社した時に出たやつですヨ。
 このクルクルがすごい便利ですよね。なつかしいなあ」
「そうなんすかァ〜あははスミマセン」
「いや、でもスゴイきれいに使ってらっしゃいますね。キズ一つないし・・・」
「あはは、ケータイあんま使わないからですよね。あははスミマセン」

(それから、データを転送してもらう)
「番号の登録件数とか、ぜんぜんないですよね。ぜんぜん使わないから(トモダチいないから)
 だからきっと、データ吸い出すの早いですよね。アはは」
(などと先回りして言ってみたりする)
「いえいえ、そんなコトないですよーw」
「そうすか。アはは」
 ・・・・・・。
「・・・あ、ホントいうと、けっこう早いかも知れませんw」
「アそうすか。アはははwやっぱりw」

 それから、なぜかチョコをもらう。
 昨日の余りモノ(景品かなんかの)と思われる。ありがとうごぜえますダ。
 見かけによらず、アナタ意外と観音様なんですね。

「いやあ、いろいろお世話さまでした。じゃあどうも。」
「はい。じゃあこれからはいっぱい使って、ケータイ生活を楽しんでくださいねーーー!」
 などと、晴れやかに送りだされる。

 最後のはなんなんだろうか。ああいうマニュアルなのか?
 清々しくも、なんだかちょっと恥ずかしい気分になってしまった。
 しばらく考えてみたら、なんかバカにされてるような気もしてきた。
 まァ、しかし、バカにされたところで、文句はいえまい。
 そのバカにしたい気分、なんかワタスにも分るかも☆
 などと、独り納得。

 そして、農民に不似合いな、やけにモダンなケータイがやってきた。
 タダでありがとうごぜえました。
 

 サマチャイさんの日記に、歯っかけさんが登場。いやはや。
 恐縮というか、なんというか、恥ずかしいですタい。
 昨日はいつにもまして、歯っかけさんの声色も際立っていたので、サマチャイさんはラッキーだと思った。
 サマチャイさんは、きっとふだんの心掛けがよいのだと思った。

 夜中。
 ぽっくり油断していたら、映画「シャイなあんちくしょう」を終わりまで観ていた。
 とくに、南果歩(the walker of south end)におおいに油断した模様。