ハルミストアにささぐ

 熱出して寝込む。
 寝たり起きたり、田んぼの電話とか。ワケ分らないまま夜。
 パンくう。ぐらぐらする。

 ぐらぐらするから、
 ハルミストアーを読みながら、ハルミを聴いた。
 ギター「ガッシャー!」のイヤダさんを想像してみる。
 ハルミ母によれば「じゃんじゃか♪じゃんじゃか」のハルミを想像してみる。
 ギターを、ガッシャー!する、イヤダさんを、想像する。

 → ♪ハルミストアに捧ぐハルミ (DLkey=00)
 

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 虫義魚師激爆死。

 ローズ師匠の写真。師匠があまりにも細長ぇ〜ので、
 またワタスは、ありがたい気分になった。 ――なんまんだぶ――
 なにも知らないから、知っている。
 美しいことを。
 なにも知らないから、知っている。
 細長ぇ〜コトを。

 z兄さんから、長いアレをいただいたので、輪をかけて長いアレをアレした。
 熱病に臥しながら、そのことをずっと考えていた。

 いつも、美しいモノに出会った時、
 それが、美しいと感じた時、
 ワタス(の心)は独りだった。

 レコードの向こうに、人がいること。
 人と人の間で、生き、呼吸するレコードは、よいレコードかも知れない。

 でも、音楽家が夢見るのは、
 聴いているつかのま、他人や世界や息をするコトさえ忘れさせてしまうような、
 世界に、音楽と自分独りだけのような気分にさせる、
 聴くものを虜にしてしまう、麻酔のような音楽なんじゃないだろうか。

 僕にとって、猫のCDはそういう作品です。



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*1:harumi / st '68 verve forecast