はれ。
 おだやかに、ひかる路地が、
 しん、としている。
 澄んだ流れの川床の石が、
 手で触れられるくらい、間近に見えるように
 不安や、やるせなさが、白日の下
 すぐそばにある。

 静まりかえる。
 悲しさを溶かし、流してくれる、
 あの、電気のむこうの、言葉たちも、
 止まったまま。

 コーヒー。たばこ。入浴。

 某作詞家先生のアレがひさしぶり。よむ。
 すぐそばでしゃべってるのを、聴いているような感じ。
 はじめてプレーヤを買いにゆくとき、
 ついてきてもらったなあと、思いだす。