白いサンポ

 昼過から出かける。
 スンダガヤくんだりでヨメとモメて、以降独り旅。
 南azbのほう、見たいトコがあって見に行く。
 そのあと、白かね〜ミタ〜ヌシあざぶ、ひさびさに。 
 なんちゅうか白い午後という印象。
 谷間の里で、ベンチに座り、おなじみ隔世中年をひとしきり。 
 なにもかも、水蒸気の粒の向こう、まぼろしのようにぼやんとしていた。




 うつろな気分で、またチャリをこぐ。
 途中ノースブルー山でカレーを食う。
 またイヤちゃんが更新していて、しみじみと読みふける。withカレー
 途中で携帯電池切れる。しみじみする。
 家でじっとしている、というのを読んだら、オラも家に帰りたくなる。
 白っぽいなかを、ヨモギの塔目指して走っていく。
 気がかわり、通りこして、中古くるくる屋へ。
 しょぼついたものをいくつか。そのあと帰投。
 
 また、口べルとの音を見ると、
 「ナマ魚ヲ投ゲつけてクるアレ」のアクセス解析の件が記事になってて、
 ニヤっとしてしまう。ゴメン!
 いや、結構見に行った人がいたんだと、チョットたのしかった。
 アクセス解析といえば、
 昨日今日と、(前に森大夫サンが載せてくれた)ふぁふぁふぁ運動から、
 「白い象のアレ」で、大勢見にきてくれる人がいて、おどろく。
 というか、ゴメンナサイ。
 あれはアダムぶ〜スという英国人の平面作品です。
 じつはワタスも学生時代(20c)、同じソータツのふすま絵をモチーフに、
 平面作ったコトがありまして、ぉおいっしょやん☆このエゲレス野郎と。
 改めて作者近影など見ると、これがまたアウディ木村入ってて、またなんとも。
 あと、来てもらっても、記事みつけるのたいへんだったと思います。
 ・・・だって、ワタスも見つけられん・・・(爆)
 あと、はてなキーワード「ふぃ餓死」からのアクセスが異様。
 しかも、ふぃ餓死って、あのふぃ餓死だという。こええ。
 (http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%d2%a5%ac%a5%b7)
 で、飛び先が、「ふぃガシスミダ」のアレという・・・
 予想外の方向からおっかなくなってきたので、
 「麩菓子スミダ」に訂正するなど。



 それから、うたかくんのを読んだ。
 ワタスもおなかが痛い。
 来週も、にっこり笑って、とは行かなくとも、
 ちゃんと塹壕に飛び込んで、果たして、人らしい気分でいられるか、
 考えるとおなかが痛い。
 うたかくんは、四天王の中では唯一
 かなしみを「かなしい」と直接に書く人だ。
 かなしみのようなものを諧謔や自暴自棄で表現するのが先輩だろうか。
 だけど、うたかくんの「かなしい」と書いてある日記に書いてあるのは、
 ほんとうに「かなしみ」なのだろうか。
 あの、「かなしい」の連呼の先にあるのは、いったい、なんなのだろう。
 ペイヌン先生の日記に書いてあるコトは、
 やはり「美」であり「表現」というコトだと思う。
 写真がどれももれなく美しいことからも、
 先生の美に対する強い思いが容易に伝わってくる。
 文章も、意味の分るヤツはどれも「美」について書かれていると思われるし、
 意味が分らないヤツも、たぶん「美というコト」について書かれていることと思う。
 ペイヌンせんせいはいつも、徹頭徹尾首尾一貫して「美」一直線なのである。
 やはり、書いてあるコトが一番複雑なのは、うたかくんの日記だと思う。
 あの、誰にでも分るような平易な言葉と、モチーフによって、
 描かれているのは、ほんとうに「かなしみ」なのだろうか。
 あの、「かなしい」の連呼の先にあるのは、いったい、なんなのだろう。 

『コトバを連呼するとどうなる
 コトバを連呼するとどうなる
 コトバを連呼するとどうなる
 コトバを連呼するとどうなる
 たいへんなことが起きる』    by フジーサダカズ

 うたかくんは教えてくれない。
 それぞれ、読む人が解釈することになっている。 
 だから、うたかくんの日記は、アイドルのコトを知らなくても、
 読めるようになっている。