かべ図鑑
はれ。ぎらぎらしてあつい。
耕して夜帰投。用事があって里へ下りる。済ませてから、
里は何軒か10時までやってるから、ついついくるくるを見学。
100円で出そうなやつだから、と控えていたヤツを3週間迷って、
まだ欲しかったので、買ってしまう。80s女優くるくる1600円也。
こんなことのくり返し、しょぼつき中年ライフ。
その他、全方向にジャケが抜けまくった、風通しのイイところなど
しょぼついたモノ中心のセレクションで何点か。
アホらしいくるくるを袋に入れてアホな顔して中年がご帰還。
パンくう。コーヒー飲む。
なる子(猿別亭)先生が写真をアップされていて、
m永先生の赤いシャツが見れて嬉しかった。
あの中にメロー刑事☆純&ペイ先生も映ってたのかしら?
クン先生のシモナガレ日記を読む。
なんとなくだが、タイトルがついてる日記より、
ただ「東京日記」とだけしてる日記の方が、ひっかかるトコがある。
「東京日記」の方は、より雑記っぽいという扱いなのだろうか?
短くて力が抜けてる分、なんか余韻があるというか。
今回のも、べつに「鼻毛」とか「ゴーゴン」とか「おばけ」とかいうタイトルでも
いいような気もするんだけど。先生の中ではアレがあるのだろうか。
ちなみに、「蹲る(うずくまる)」という字が読めなかった。
クン先生のシモナガレ日記だけど、
これは、どっか中東の石油王が宮殿のパテオみたいなとこで、
侍女にでっけえ扇であおがれながら、銀皿に盛られた大粒のマスカットなどを
つまんなそうに口に運びつつ、書いている日記、と想像してみるととても面白い。
わざわざ「下流」などと銘打っているトコなど実に怪しい。
一本の鼻毛に二日間も思いを費やす、この贅沢で有閑な感覚。
友人へのメールのくだりなど、どこかイスラム圏の喜捨精神をにおわせるし、
スーパーのビニール袋をオバケだと思って驚く自分の存在を
突然、宇宙規模で捉え直すところなど、「ボロは着てても心は石油王」の真骨頂と言わざるをえない。
やはりこれは、退屈する石油王が、持てる想像力をフルに駆使して、
遠い東洋の街で暮す細民の日常を描いたブログなのだ。
・・・
うぉお、すげえ想像力!
うぉお、なんでそうするのかぜんぜん意味が分んねえ!
なぜ石油王が、細民のなにげない日常の一コマを、
ふとした感情の機微を、こう細やかに描けるのだろう! ただもんじゃねえ!
などと、おおげさに感心しながら読むと。面白さ倍増である。ぜひ。
ぜひ、じゃねーよ。>アタス
というワケで、引き続き下町の壁の画像などをお楽しみ下さい。