故意とマスンガン

「恋とマスンガン」とかイヤちんに書かれると、なんか照れるよなあ。
 もーースンマセンでした!っていう感じですよね。
 東京に出てきて何年か経ったころだけどさあ、
「アンタの部屋カタすからいらないモノ捨てて」って親から言われて実家に帰ったら、
 オザケンの「天気読み」のポスターが、高校の時のまま部屋に貼ってあって、
 それを壁から剥がしたトコが妙に白くて、その白いところを眺めて
 少時しみじみと惚けていたあの時を思い出すよなあ。
 開け放った窓から、やけに明るい午後の陽が射しこんで部屋にあふれていたっけ。
 そのときはさあ、なんつうか、
 ぼくが東京に出たあとも、その部屋にじっとそのまま残っていたなんかが、
 光の中をゆっくり去っていく後ろ姿を見送ってるような気分だったんだよ。
 (ソンナノハ シラネエヨ)
 
 ★過去鰤より、後ろ姿見送り系→ (DLkey=00)

 しかし頭痛がおさまらない。
 コーヒー淹れてピーナツのお菓子を食ったら頭痛ひどくなる。
 頭痛薬を切らしている。洗面台に熱湯を張り、そこに何回も頭を突っ込んだら
 ワケが分らなくなって、いくぶんよくなったような気がした。
 ちょうど親から「生きてますか?」メール来たる。
 「大丈夫です」と返す。