Dee Bell & Eddie Duran & Stan Getz "Let there be love" '83

 ナイスJazzVo盤。不勉強にして、この方(Dee Bell)のコトはな〜んも知りません。しかし全編、よりそうようなスタン・ゲッツの繊細でなめらかなテナーも素晴らしいし、エディー・デュランっつー方のギターもとっても素敵。そして肝心のディー・ベルさんも、しっとりしながらも、くっきりした綺麗な発音で、とても良いお声で唄うのです。A-1、B-1のウイリー・コローンのコンガを交えたブラジリアンなナンバーがお洒落ピーポーに人気らしいですね。確かに良い雰囲気で爽やかに躍動する感じがとってもキャッチー。やはりゲッツ参加のシビル・シェパードのブラジリアンな80sJazzVo盤あたりに近い雰囲気を感じるけど、瑞々しさとか、音のきめの細かさ、像の深い感じとか、全体的にこっちの方が僕は好みかな。どちらかというとA-1,B-1以外のまったりナンバーが、各曲どれも良い雰囲気で、こんな涼しくなって来た秋の夜長に、とてもハマりやす。

 しっかし昨日まで怒濤のNDW2連発。明けて、こんな盤を取り上げてるオイラもなんだかね(笑)。良識に欠けてるよね(笑)。どんくらいこのレヴューを信用していただけるか、非常に心配です(笑)。マジです、引き込まれるような美しさ、たおやかさをたたえたJazzVo盤ですよコイツぁあ〜。

 じゃあTVでリヴァプールvsチェルシーでも観戦してから寝ます。おやすみなさい〜。