Dwight Druick "Tanger"

 拙セレクト『秋』にも収録したDruick & Lorangeの方割が後に発表したソロ作。フレンチAOR、フレンチファンクの傑作どえす。Druick & Lorangeの時は英語で唄ってましたが、ケべコワな人なんでこちらは全編仏語。曲と演奏はかなり洗練されてるちゅーか、都会的。そしてスムースかつヌケの良い音像。(単に「軽い」とか「腰がひけてる」というより、録音や楽器の鳴りの鮮やかさ、分離の良さからくる「軽やかさ」と思います。) シンセなどを大きくフィーチャーしたモダ〜ンな感触のファンキーAOR。そこに絡み付く、ヤサ男風のネチャっとしたやらし〜仏語が(笑)玉乱ですなァ〜。ジャケをご覧の通り、この見た目と音楽の内容から、さるマニアの方がHPで「カナダの角松」と命名されとった(笑)、言い得て妙とはこのことなり。
 一曲目から、も〜ヤバいです。死ぬ(笑)。非常に泥臭く粘っこいグルーブなんだけど、音色はやたらヨーロッパっぽいちゅーか、透明でエレガントでキラキラしまくり! 熱っぽさとクールネス、野蛮と洗練の強烈なせめぎ合いがスリリングです。仏語のエロい響きもかっちょ良すぎ!! Bラスでは「ジョージーポージー」の悶絶仏語カバー・・・も〜どうにでもしてくれよ! カナダの門松!! あんた最高。


TV『魔法のくちびる・世界口笛大会』

 教育テレビで朝の7時からやってた再放送。口笛って奥が深いねェ〜。『課外授業・ようこそ先輩』のナレーションがキヨシローになっててびっくり。『今日の青葉かおり』黒い、首の広い服に、真珠のネックレスがいつに無く色っぽかった。